Google Pixel のバッテリーセーバーとスーパーバッテリーセーバー(エクストリーム バッテリーセーバー)の機能について解説します。
スマートフォンの使用で気になるのがバッテリー残量ではないでしょうか?モバイルバッテリーを持ち歩き、いつでも充電できるようにしている方も少なくありません。
特に、長く使用しているスマートフォンであれば、バッテリーの劣化も進み、それだけバッテリーの持ちが悪くなっています。
ここでは、バッテリーを長持ちさせる、 Google Pixel バッテリーセーバーとスーパーバッテリーセーバー(エクストリーム バッテリーセーバー)の機能の設定方法を解説しています。
バッテリーセーバーとは?
バッテリーセーバーとは、 Google Pixel のバッテリーを長持ちさせる機能です。機能の一部をオフにしたり、アプリを制限したりすることで、バッテリーの消費を抑えることができます。
スーパーバッテリーセーバー(エクストリーム バッテリーセーバー)とは?
スーパーバッテリーセーバーとは、 Google Pixel の長持ちさせる機能です。バッテリーセーバーで制限された機能に加えて、制限する項目を増やすことで、よりバッテリーの消費を抑えることができます。
アプリが停止することで、処理速度が遅くなります。処理に消費する電力が小さくなることで、長持ちするようになります。これは、Google Pixel 3 以降の機能です。
制限される機能とアプリ
バッテリーセーバーとスーパーバッテリーセーバーをオンにすることで、、制限される機能とアプリについてそれぞれ解説します。
バッテリーセーバー
バッテリーセーバーをオンにすると制限される機能とアプリについて解説します。
- アプリでのコンテンツ(メールやニュースなど)の更新は、アプリを開いたときのみ
- 画面オフで、位置情報サービス停止
- アプリはバックグラウンドで実行されない
- 「OK Google」を認識しなくなる
- ダークモードがオン
- 通知の遅延する
- ロック画面の時間や情報の表示が常時オフ
- Active Edge 搭載の Google Pixel がスクイーズに反応しなくなる
- Pixel 3、Pixel 4、およびそれ以降の Google Pixel で、自動車事故検出がオフ
- Pixel 4 で、Motion Sense がオフ
- Pixel 4 以降の Google Pixel で、スムーズ ディスプレイがオフ
- 5G 版 Google Pixel は 4G サービスに切り替わる
スーパーバッテリーセーバー
スーパー バッテリーセーバーがオンになると、バッテリーセーバーによる制限に加えて、さらに以下の項目が制限されます。これらの設定は設定アプリでいつでもオンに戻すことができます。
- ほとんどのアプリが一時停止。一時停止中のアプリからは通知は送信されない
- Google Pixel の処理速度(CPU)が遅くなる。
- Wi-Fi と Bluetooth は機能するが、位置情報用の Wi-Fi スキャンと Bluetooth スキャンはオフ
- 仕事用プロファイルのオフ
- スマートフォンの画面消灯が 30 秒に短縮
- アクセス ポイントやテザリングはすべて停止
- 左端のホーム画面を使用するには、Google アプリ一時停止の解除が必要
バッテリーセーバーをオン
- 「設定アプリ」をタップ
- 「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーセーバー」をタップ
- 「スケジュールの設定」をタップ
次に、バッテリーセーバーをオンにするタイミングの設定を選択します。
- スケジュールなし:バッテリーセーバーを手動でオンにした場合のみ
- ルーティンに基づく:次回のいつもの充電前にバッテリーが切れる可能性がある場合
- 残量に基づく:バッテリーが一定の充電率に達したとき
※ Google Pixel の充電中は、バッテリーセーバーはオフ
バッテリーセーバーをオフ
Google Pixel のバッテリーが 90% まで充電 残量に達したら自動的にバッテリーセーバーをオフにすることができます。
- 「設定アプリ」をタップ
- 「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーセーバー」をタップ
- 「フル充電で無効」 をオン
スーパーバッテリーセーバー(エクストリーム バッテリーセーバー)オン
- 「設定アプリ」をタップ
- 「電池」 をタップ
- 「バッテリーセーバー」をタップ
- 「スーパーバッテリーセーバー」をタップ
- 「使用するとき」をタップ
次に、スーパーバッテリーセーバー(エクストリーム バッテリーセーバー)をオンにするタイミングを選択します。
- 毎回確認:バッテリーセーバーがオンになったときに、スーパーバッテリーセーバーもオンにするかどうかを確認するメッセージが表示されます
- 常に使用:バッテリーセーバーがオンになったときに、スーパーバッテリーセーバーもオンになります
- 使用しない:スーパーバッテリー セーバーはオンになりません
常に有効にしておきたいアプリの設定
スーパーバッテリーセーバーがオン(エクストリーム バッテリーセーバー)のままで、実行できるアプリを指定することができます。
- 「設定アプリ」をタップ
- 「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーセーバー」をタップ
- 「スーパーバッテリーセーバー」をタップ
- 「必須アプリ」をタップをタップ
- 左端のホーム画面を使用するには、Google アプリの一時停止を解除します。
まとめ
Google Pixel のバッテリーセーバーとスーパーバッテリーセーバー(エクストリーム バッテリーセーバー)の機能について解説しました。
この機能を利用することで、バッテリーの消費スピードを抑えることができます。さらに、充電回数が減ることでバッテリーの寿命を延ばすことにもつながります。