iPhoneを使っていて、「画面がフリーズして動かない」「アプリが突然落ちる」「画面が真っ暗なまま反応しない」といった不具合に遭遇したことはありませんか?
iPhoneの軽微なトラブルや動作不良の多くは、「再起動」または「強制再起動」を行うことで解消できます。
本記事では、再起動と強制再起動の違いから、iPhone 16 / 15 / 14 / 13 / SEなどの最新〜旧機種別の詳しい手順、画面を操作せずにボタン不要で再起動できる便利な裏技まで分かりやすく解説します。
【30秒でわかる】「再起動」と「強制再起動」の違い
iPhoneをリセットする方法には、通常の「再起動」と緊急用の「強制再起動」の2種類があります。
| 項目 | 通常の再起動 | 強制再起動(システム終了) |
|---|---|---|
| 実行方法 | 画面上のスライダを操作して終了 | 物理ボタンの組み合わせ操作のみ |
| データの安全度 | 極めて安全(処理を正常終了) | 作業中の未保存データが消えるリスクあり |
| 主な用途 | 動作が重い、ネットがつながらない等 | 画面がフリーズ、フリーズで操作不可、真っ暗 |
【機種別】iPhoneを「通常再起動」する方法
通常再起動は、システムを安全に終了させてから立ち上げる基本のお手入れ方法です。iPhoneのモデル(顔認証・指紋認証)によってボタンの押し方が異なります。
① Face ID搭載モデル(iPhone 16 / 15 / 14 / 13 / 12 / 11 / Xシリーズ)
- 「サイドボタン(電源)」と「どちらか片方の音量ボタン」を同時に長押しします。
- 画面に「スライドで電源オフ」が表示されたら指を離します。
- スライダを右にドラッグし、端末の電源が完全に切れるまで約30秒待ちます。
- 電源が切れたら、「サイドボタン」のみをAppleロゴ(リンゴマーク)が表示されるまで長押しします。
② ホームボタン搭載モデル(iPhone SE 第2/第3世代、iPhone 8 / 7 / 6シリーズ)
- 「サイドボタン(電源)」を長押しします。
- 「スライドで電源オフ」スライダが表示されたら右にドラッグし、電源が切れるのを待ちます。
- 電源が切れた後、再度「サイドボタン」をリンゴマークが出るまで長押しします。
③ トップボタン搭載モデル(iPhone SE 第1世代、iPhone 5s以前)
- 本体上部にある「トップボタン」を長押しします。
- 「スライドで電源オフ」スライダをドラッグして電源を落とします。
- 電源オフ後、再度「トップボタン」をリンゴマークが出るまで長押しします。
【機種別】iPhoneを「強制再起動」する方法(画面が映らない・固まった時)
画面のタッチ操作が一切受け付けないフリーズ状態や、画面が真っ暗な状態の時は、物理ボタンのみを使って強制的に再起動させます。
※安心のポイント:Apple公式の発表通り、強制再起動を行ってもiPhone内の写真や連絡先などのコンテンツが消去されることはありません。ただし、編集途中だった文書やアプリの作業データは保存されない場合があるため注意してください。
① iPhone 8 / SE(第2・第3世代)および iPhone X〜16シリーズ全般
現在の主流機種(iPhone 8以降の全モデル)は共通のボタン操作手順となります。
- 「音量を上げるボタン」を押して、すぐに離します。
- 「音量を下げるボタン」を押して、すぐに離します。
- 「サイドボタン(電源)」を長押しし続けます。
- 画面が消え、Appleロゴ(リンゴマーク)が表示されたらボタンを離します。
② iPhone 7 / 7 Plus
- 「音量を下げるボタン」と「サイドボタン」を同時に長押しします。
- 画面にAppleロゴが表示されたら、両方のボタンを離します。
③ iPhone 6s / SE(第1世代)以前
- 「ホームボタン」と「トップボタン(またはサイドボタン)」を同時に長押しします。
- 画面にAppleロゴが表示されたら、両方のボタンを離します。
【ボタンを使わない】AssistiveTouchで再起動する裏技
「サイドボタンの調子が悪くて押しづらい」「もっと手軽に再起動したい」という場合は、画面上のアクセシビリティ機能(AssistiveTouch)を使って数タップで再起動できます。
設定手順(iOS 16〜最新バージョン対応)
- 「設定」>「アクセシビリティ」をタップ。
- 「タッチ」>「AssistiveTouch」をオンにする。
- 画面上に浮遊する「丸いボタン」が表示されます。
AssistiveTouchを使った再起動のやり方
- 画面上の「丸いボタン」をタップ。
- 「デバイス」>「その他(…)」>「再起動」をタップ。
- 「iPhoneを再起動してもよろしいですか?」と確認が出たら「再起動」を選択。
再起動・強制再起動でも不具合が直らない場合の対処法
強制再起動を行っても画面が固まったまま動かない、あるいは「リンゴマークが表示されたまま起動を繰り返す(リンゴループ)」という場合は、以下の対処法を試してください。
- パソコン(Mac / Windows)に接続してリカバリーモードを実行:
FinderまたはiTunes/Apple Devicesアプリを使用し、データを残したまま「iOSのアップデート(修復)」を試みます。 - 充電ケーブルを接続して30分以上放置:
バッテリーが著しく劣化している場合、強制再起動が作動しないことがあります。純正充電器で十分な給電を行ってから再度試しましょう。 - プロの修理専門店へ相談する:
基板の損傷や液晶パネルの故障、バッテリーの経年劣化が疑われる場合は、データ保持のまま修理可能な「iCracked(アイクラックト)」などの修理専門店への相談をおすすめします。
まとめ
iPhoneの調子が悪い時は、まず以下の順番で対処を行いましょう。
- 軽微なフリーズ・動作の遅延:「通常の再起動」を試す
- 画面が真っ暗・タッチ操作不能:「強制再起動」を実行する
- ボタン操作を簡略化したい:「AssistiveTouch」の再起動ショートカットを活用する
再起動はiPhoneのメモリをリセットし、不具合を素早く解決してくれる非常に強力な機能です。いざという時のために、ご自身のiPhoneモデルに応じた強制再起動のボタン手順を覚えておきましょう。
