スマホの寿命は何年ある?劣化原因と寿命を延ばす方法

2023/01/13

Android iPhone

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一昔前は、契約が2年縛りのキャリアばかりだったので、2年に一回契約更新のタイミングで、スマホ(携帯電話)の機種変更が一般的でした。

現在は、2年縛りが見直しされたことにより、好きなタイミングで変更できる分、タイミングが分からなくなっています。

さらに、スマホの高性能化が進んでいるので、高額な機種が多く気軽に買い替えることができなくなったのも要因ではないでしょうか。

そういった意味では、なるべく今のスマホを寿命が尽きるまで使用したいと思っている人がほとんどです。

ここでは、スマホを買い替えるタイミングでもある、スマホの寿命について詳しく解説しています。

スマホの寿命は4年~5年が一般的

一般的にスマホの寿命は、4年〜5年程と言われています。バッテリーは2年〜3年程で寿命を迎えます。

実際に、内閣府が発表している、2021年3月の時点の「消費動向調査」では、平均使用年数は4.3年となっています。

これは、端末の種類や使用状況によって変わります。中には、2年経過していない内に故障してしまう場合もありますし、逆に5年以上使用を続けられる場合もあります。

このようなことから、スマホの寿命は4年~5年と言われているので、機種変更のタイミングの目安にもなります。

使用状況によってスマホの寿命は変わる

前述の通り、スマホの寿命は、持ち主の使用状況によって変わります。連絡のやり取りくらいにしか使用していない人と、常に動画やアプリを起動している人のスマホにかかる負担が違うからです。

ですので、同じ機種を使用していたとしても、寿命が同じとは限りません。スマホにかかる負担が少ない方が寿命が長く、負担がかかっている場合は寿命が短くなります。

スマホ本体とバッテリーの寿命は違う?

スマホの寿命とバッテリーの寿命は、少し違いがあります。スマホが寿命を迎える場合バッテリー関連の場合が多いですが、前述のとおりで、バッテリーの寿命は、2年〜3年程で、スマホの寿命は4年~5年と言われています。また、バッテリーの寿命の場合は、バッテリー交換をすることで、スマホのパフォーマンスが改善できることがほとんどです。

しかし、スマホの寿命は色々な要素があり、バッテリー交換をしても使用時間が変わらないなど、電子制御装置など基板に問題があることがあります。

スマホにこの症状が現れたら寿命かも?

スマホの寿命が近くなると、いくつか共通する症状が現れます。

スマホの動作が重くて遅い

スマホが劣化してくると、処理のスピードが遅くなり、スマホの動きが重たくなります。スマホの動作が重くなることには、さまざまな理由がありますが、「ストレージ容量が限界」「アプリをバックグラウンドで沢山開いている」などに当てはまらない場合、スマホの寿命を疑ってください。

充電が切れるのが早くなった

スマホ充電の減りが早くなったと感じたら、まずは、バッテリーの寿命を疑いましょう。バッテリーの劣化が原因の場合は、バッテリー交換することで解消できる場合があります。

それでも、バッテリーの持ちが変わらない場合は、スマホ本体の寿命の可能性があります。

バッテリーの膨張

スマホのバッテリーが膨張してしまったら、バッテリー交換をしましょう。バッテリーの寿命や劣化により、バッテリーが膨らんでしまう場合があります。

それを原因に、フレームや画面などが歪んでしまいスマホの寿命を早めてしまう場合があります。

対応アプリの減少

最新のアプリが未対応、アップデートにより使用できなくなるようであれば、古い機種である可能性、つまり寿命を迎えているということになります。

アプリも日々進化しているので、スマホの処理速度などが関係してきます。古い機種では、対応しきれなくなります。

勝手に電源が落ちたり再起動したりする

バッテリーや本体の寿命によって、処理能力の低下が起きて、勝手に電源が切れたり、再起動してしまう場合があります。

バッテリー交換しても同じような症状が起きる場合は、端末の寿命の可能性があるので、機種変更を検討してください。

スマホの寿命が短くなる原因

スマホの使用状況によって、寿命が長くもなるし、短くもなってしまいます。ここでは、スマホの寿命が短くなってしまう主な原因を紹介します。

スマホを充電しながら使用する

充電しながらのスマホの使用は、スマホの寿命、特にバッテリーの寿命を短くさせます。充電と放電を繰り返している状態で負担が掛かってしまいます。

外部からの衝撃・水没など

スマホを落としたり、水没させてしまうと寿命が短くなる可能性があります。何度も落とすようなことがあれば、衝撃によるダメージの蓄積、フレームが歪んでいると風呂での水蒸気で水没したりしてしまいます。

このような外的要因でスマホの寿命が短くなってしまう可能性があります。

外部の温度環境に注意

極端に温度の高い場所、低い場所でのスマホの使用は、バッテリーの劣化を促進します。特に、夏の車中、冬のストーブやこたつ周辺など、温度が上がり過ぎるとバッテリーが膨張することもあります。

スマホの寿命を延ばす使い方

スマホの寿命が短くなってしまわないようになるべく寿命を延ばしたいと考えている人は、寿命が短くなる原因と逆のことをやりましょう。

スマホを充電しながら使用しない

スマホを充電しながら操作をすると、スマホが熱くなりダメージを与えてしまうのでやめましょう。充電だけでも熱が発生しているうえに、操作による処理なども行うことでさらにスマホの温度上昇してしまいます。

外部からの衝撃・水没に注意する

外部からの衝撃、水没などしないように注意して使いましょう。その瞬間、瞬間は問題が無くても、ダメージが蓄積してしまいます。

スマホの寿命に合わせてできること

ここでは、スマホが完全に寿命を迎えて使用できなくなる前に、やっておくべきことについて解説します。

データのバックアップ

バックアップを取っておきましょう。スマホが寿命を迎えて動かなくなった場合、データを取り出すのが難しくなります。

契約スマホの保証確認

保証加入の状況に応じて、保証対応価格でスマホの修理や交換ができる可能性があります。使えるときに使わないと損なので一度確認しておきましょう。

スマホの寿命を感じたら購入を検討しよう

スマホの寿命が4年〜5年といったようにいつかは寿命を迎えて使えなくなってしまいます。それが、物理的な寿命なのか、スペックが足りなくなり使えなくなるというのが理由で寿命を迎えるのか分かりませんが、いつかは使えなくなってしまいます。

そのような場合は、新しいスマホの購入を検討しましょう。

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