Xperiaに関わらず、スマートフォンにはバッテリーが搭載されています。バッテリーは、劣化していくものなので、使用を続けるのであればどこかのタイミングで交換が必要になります。
その、交換が必要な時期が来た時に、自分でバッテリー交換を考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こちらでは、Xperiaバッテリー交換の手順や交換のタイミング、注意点について解説しています。
Xperiaのバッテリー寿命と交換目安
Xperiaのバッテリー寿命はおよそ2年です。Xperiaに限らず、現在販売されているほとんどのスマートフォンでリチウムイオンバッテリーを採用しています。
リチウムイオンバッテリーは構造上、100%までの充電を1回とカウントしています。その充電を500回前後繰り返すことで、バッテリーの最大容量の80%ほどまで劣化するよと言われています。
バッテリー最大容量が80%以下になってしまうと、充電の減りの早さを感じたり、アプリの動きが重くなる。アプリが落ちるなどの症状も見られることがあります。
Xperiaのバッテリー最大容量が80%を切った段階では機種変更かバッテリー交換を考えましょう。
バッテリー劣化の確認方法
- 設定→システム→端末情報→機器の状態→電池性能表示
- 電池性能が80以上
- 80%未満~50%以上
Xperiaのバッテリー交換を自分でする場合
ここでは、バッテリーを自分で交換する場合について解説しています。バッテリーをネットで簡単に買うことができるので、自分で交換することを検討されている方もいらっしゃると思います。その場合に、必要になるものや注意点、バッテリー交換の手順については下記をご確認ください。バッテリー交換の注意点とメリット・デメリット
ここでは、バッテリー交換を自分で行う際の注意点とメリット・デメリットについて解説します。理解したうえで、自分で交換するのかメーカーや修理店に依頼するのか検討してください。注意点
キャリア保証に加入している場合は、自分で交換することで、今後の保証利用や修理などのサービスを受けてもらえなくなる可能性があります。
これは、正規サービス以外の修理店でバッテリー交換をした場合も同じことが言えます。
メリットについて
自分でバッテリー交換をする最大のメリットは、安い費用ですむことです。契約している携帯キャリアに持っていくと高額になってしまう場合があります。
バッテリー交換がしたいけど、他に故障が見られる場合は、その部分も修理しないと対応してくれません。
このように思っていたよりも金額が高くなってしまうことがあります。もちろん、補償があれば安くすむことが多いですが、未加入であれば自分で交換してしまうのが一番安くすむはずです。
自分でやると当日中に終わらせることができるのも魅力ではないでしょうか。
デメリットについて
Xperiaは精密機械です。ミスしてしまうことで、故障させてしまう場合があるのがデメリットです。
最近の機種であれば、防水機能があり、性能の高いモデルでは、背面パネルと画面がしっかりと接着してあるので、剥がすだけでも技術が必要です。
どうにか修理できるレベルのミスであればまだしも、最悪完全に壊れてしまえば本体の買い替えが必要になってしまいます。
バッテリー交換の費用を抑えるために自分で交換したのに、故障してしまえば、費用が高くついてしまうので本末転倒です。
デメリットの方が大きいと考えているので、自分で、Xperiaのバッテリー交換をするのはおすすめしません。
バッテリー交換に必要な準備
バッテリー交換の前に必要なものを準備しておきましょう。下記をご確認ください。
- 内蔵バッテリーパック(機種型番に合うもの)
- 精密ドライバー(トルクスや三角ネジの場合もあるので注意)
- バッテリー固定用両面テープ
- パネルテープ
- ピック(プラスチック製)
- ピンセット
- 吸盤フック
バッテリー交換の手順
バッテリー交換のやり方は、下記をご確認ください。
- 電源を切る
- ①裏蓋を外す。 本体に若干隙間を作り、そこにピックを差し込みます。
- ②画面に吸盤を貼り付けて。
- ②バッテリーを固定しているネジを外します。
- ③端子を外します
- ④新しいバッテリーと比較 → NFC部分の移植
- ⑤新しいバッテリーパックを装着
- ⑥裏蓋を付ける準備
- ➆両面テープを貼る
- ⑧裏蓋を閉じます
Xperiaのバッテリー交換費用
ここでは、自分でバッテリー交換をする場合にかかる費用について説明します。
機種、ネット販売会社により金額は異なります。バッテリーのみで販売している場合や修理工具もセットになっている商品もあるので確認してください。
- 相場:約700円~約10,000円(バッテリー単体、工具セット販売含む)
上記内で揃えることができます。場合によっては修理店に持っていく方が安い場合もあります。
自分でバッテリー交換をするのを諦めた場合の選択肢
自分でバッテリー交換をしない場合は、下記で対応してもらうといいでしょう。
- 携帯ショップ
- 修理店
携帯ショップの場合
携帯ショップでは、ショップ来店での修理受付やオンラインでの修理受付などがあります。基本的には、即日での修理は無く、1週間程度の日数がかかってしまう可能性があります。その間は、希望があれば代替機を借りることができます。
修理店の場合
修理店でも、ショップ来店での修理、配送修理などがあります。ほとんどの修理店で即日修理が完了します。純正部品ではないので、安い金額でバッテリー交換できるのも特徴です。
まとめ
こちらでは、Xperiaバッテリー交換の手順や交換のタイミング、注意点について解説しました。
Xperiaに関わらず、スマートフォンにはバッテリーが搭載されています。バッテリーは、劣化していくものなので、いつかは交換が必要になります。
そのタイミングで、自分でバッテリーを交換するのか、修理店に持っていくのかメリット・デメリットも理解しておくといいでしょう。