iPhoneの初期設定中や機種変更後に、「アクティベートできません」と表示されて困っていませんか。
アクティベーションとは、iPhoneを利用開始するために必要な認証作業です。
アクティベーションが完了しないと、電話やインターネットなどの機能を利用できません。
しかし、多くの場合はSIMカードや通信環境、アクティベーションロックなどが原因です。
この記事では、iPhoneで「アクティベートできません」と表示される原因と対処法をわかりやすく解説します。
iPhoneで「アクティベートできません」と表示される主な原因
iPhoneでアクティベートできない場合は、SIMカードや通信環境、Apple ID関連の設定に原因があるケースが多く見られます。
アクティベーションにはAppleサーバーとの通信が必要です。
通信や認証に問題があると、正常に利用開始できません。
主な原因は以下のとおりです。
- SIMカードに問題がある
- Wi-Fiやモバイル通信が不安定
- アクティベーションロックが有効になっている
- iOSやシステムに不具合がある
- Appleサーバーで障害が発生している
SIMカードに問題がある
SIMカードが正しく認識されていないとアクティベーションできません。
SIMカードの未挿入や接触不良、破損が発生している場合は認証に失敗します。
「SIMカードが挿入されていません」「無効なSIMです」などの表示がある場合は、SIMカードを確認しましょう。
Wi-Fiやモバイル通信が不安定
通信環境が不安定だとアクティベーションは完了しません。
Appleサーバーへ接続するため、安定したインターネット環境が必要です。
Wi-Fiルーターから離れている場合や、通信障害が発生している場合は失敗することがあります。
アクティベーションロックが有効になっている
アクティベーションロックが有効な場合は認証が完了しません。
アクティベーションロックは「iPhoneを探す」と連動している盗難防止機能です。
中古iPhoneや譲渡された端末では、前所有者のApple IDが登録されたままになっていることがあります。
iOSやシステムに不具合がある
iOSの不具合によってアクティベーションエラーが発生することがあります。
アップデートの失敗やシステムエラーが発生すると、正常に認証できなくなる場合があります。
Appleサーバーで障害が発生している
Apple側の障害によってアクティベーションできないこともあります。
利用者側では解決できないため、Appleのシステム状況ページを確認しましょう。
iPhoneで「アクティベートできません」と表示された時の対処法
アクティベーションエラーは基本的な確認作業で改善することがあります。
まずは簡単な方法から順番に試してみましょう。
Appleシステム状況を確認する
Appleサーバーが正常に稼働しているか確認しましょう。
Apple公式のシステム状況ページで「iOSデバイスアクティベーション」が正常になっていれば問題ありません。
障害発生中の場合は復旧後に再度試してください。
SIMカードを挿し直す
SIMカードの接触不良はアクティベーション失敗の原因になります。
SIMトレイを取り出し、SIMカードを挿し直してみましょう。
SIMカードに汚れがある場合は、柔らかい布で軽く清掃してください。
安定したWi-Fiへ接続する
通信環境を変更すると改善する場合があります。
別のWi-Fiを利用する、または電波状況の良い場所へ移動して再度試してみましょう。
iPhoneを再起動する
一時的なシステムエラーは再起動で改善することがあります。
再起動後に再度アクティベーションを試してください。
アクティベーションロックを解除する方法
アクティベーションロックが原因の場合は、ロック解除が必要です。
ロックされた状態ではiPhoneを利用開始できません。
自分のApple IDで解除する方法
Apple IDとパスワードが分かる場合は、そのまま解除できます。
- アクティベーションロック画面を表示する
- Apple IDを入力する
- パスワードを入力する
- サインインを実行する
- 認証が完了するとロックが解除される
前所有者に解除してもらう方法
中古iPhoneの場合は前所有者に協力してもらう必要があります。
- 前所有者に連絡する
- iCloud.comへサインインしてもらう
- 「探す」を開く
- 対象のiPhoneを選択する
- 「アカウントから削除」を実行する
削除後にiPhoneを再起動するとアクティベーションできる場合があります。
パソコンを使ってアクティベーションする方法
iPhone単体で認証できない場合は、パソコン経由でアクティベーションを試しましょう。
WindowsはiTunes、MacはFinderを利用します。
Windowsでアクティベーションする手順
- 最新版のiTunesをインストールする
- パソコンをインターネットへ接続する
- iPhoneをケーブルで接続する
- iTunesを起動する
- iPhoneが検出されるまで待つ
- 「新しいiPhoneとして設定」または「バックアップから復元」が表示されるか確認する
上記画面が表示された場合はアクティベーション完了です。
Macでアクティベーションする手順
- Macをインターネットへ接続する
- iPhoneをケーブルで接続する
- Finderを開く
- サイドバーのiPhoneを選択する
- 案内に従って設定を進める
- アクティベーション完了を確認する
リカバリーモードで復旧する方法
システム異常が疑われる場合はリカバリーモードを試しましょう。
iOSのアップデートや修復を実行できます。
ただし、状況によってはデータが消える可能性があります。
リカバリーモードを開始する前の準備
- パソコンを用意する
- Macまたは最新版のiTunesを準備する
- インターネットへ接続する
- LightningまたはUSB-Cケーブルを用意する
iPhone 8以降・iPhone SE(第2世代以降)の手順
- iPhoneをパソコンへ接続する
- 音量を上げるボタンを押して離す
- 音量を下げるボタンを押して離す
- サイドボタンを長押しする
- 「コンピュータに接続」が表示されるまで押し続ける
iPhone 7・7 Plusの手順
- iPhoneをパソコンへ接続する
- サイドボタンと音量を下げるボタンを同時に長押しする
- リカバリーモード画面が表示されるまで押し続ける
iPhone 6s以前の手順
- iPhoneをパソコンへ接続する
- ホームボタンと電源ボタンを同時に長押しする
- リカバリーモード画面が表示されるまで押し続ける
リカバリーモード開始後の手順
- FinderまたはiTunesに表示されるiPhoneを選択する
- 「アップデート」を選択する
- アップデート完了を待つ
- 改善しない場合のみ「復元」を実行する
データを残したい場合は、必ず「アップデート」から試しましょう。
何を試しても改善しない場合は故障の可能性もある
すべての対処法を試しても改善しない場合は、本体故障の可能性があります。
通信チップや基板などの内部部品が故障すると、正常な認証ができなくなります。
特に次の症状がある場合は注意が必要です。
- リカバリーモードでも改善しない
- SIMカードを認識しない
- 通信圏外のまま変わらない
- アップデートが失敗する
- 本体が異常に発熱する
Appleサポートや修理専門店へ相談することをおすすめします。
まとめ
iPhoneで「アクティベートできません」と表示される場合は、SIMカードや通信環境、アクティベーションロックが原因になっているケースが多く見られます。
まずは以下の順番で確認しましょう。
- Appleサーバーの状況を確認する
- SIMカードを確認する
- 通信環境を見直す
- iPhoneを再起動する
- アクティベーションロックを確認する
- パソコン経由でアクティベーションする
- リカバリーモードを実行する
多くの場合は設定や通信環境を見直すことで改善できます。
それでも解決しない場合は、iPhone本体の故障が考えられるため、早めにAppleサポートや修理店へ相談しましょう。
