iPhoneのバッテリーが甦る?バッテリーリフレッシュとは

2025/02/04

iPhone

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iPhoneのバッテリーアイコンに表示されている残量の%と、本来バッテリーに残されている容量が乖離している場合にバッテリーリフレッシュがおすすめです。

このバッテリーの誤表示問題は、これから解説するバッテリーリフレッシュを行うことで解決する可能性があります。誤表示でない場合は、バッテリーリフレッシュでも解決しないので、バッテリーの劣化の可能性が高くバッテリー交換が必要です。

もしも、最近バッテリー残量が急激に減ってしまって不安に感じられる方は参考にしてください。

iPhoneのバッテリーリフレッシュとは?

iPhoneのバッテリー残量表示の認識間違いを修正するための方法です。

リフレッシュに「元気を回復」という意味があることから、古いバッテリーがまるで新品のように長持ちするようなイメージを持たれるかもしれませんが、最大容量の低下やすでに劣化しているバッテリー容量が改善するものではありません。

あくまで、バッテリーが本来の正しい残量ではなく、間違いで認識している残充電を正常に表示させることがバッテリーリフレッシュの役目です。

例えば、少し前までバッテリー残量が90%以上残っていたはずなのに、すでに20%を切ってしまっているというようなことがあります。

単純に、バッテリーが劣化しているために充電が減っている場合もありますが、誤認識の場合もあり、そのような場合には、バッテリーリフレッシュが効果を発揮します。

iPhoneがバッテリー残量を誤表示してしまう原因

何故、バッテリーの残量表示を間違えてしまうのでしょうか。原因はどこにあるのでしょう?主な原因として2つあげられますが、「バッテリー残量表示に関する不具合」か「バッテリーの寿命」です。バッテリーの寿命が原因の場合は、バッテリーリフレッシュは意味がないので、バッテリー交換を検討するか、機種変更などをおすすめします。

iPhoneバッテリーのリフレッシュ方法

バッテリーリフレッシュのやり方について解説します。簡潔に述べると放電と充電をするだけの簡単な作業です。下記で解説している手順を2回繰り返すことで。iPhoneのバッテリーがリフレッシュされます。

一点、バッテリーリフレッシュの作業に入る前に確認しておきたいことは、iOSのバージョンです。iOSバージョンによって、バッテリーの残量表示に不具合が生じているという報告もあるからです。まず、iOSを最新バージョンにアップデートすることで、バッテリー誤表示問題が解決することがありますので、iOSバージョンの確認をしてからバッテリーリフレッシュを行ってください。では、バッテリーリフレッシュの方法を解説します。

①バッテリー残量を0にする

まず、iPhoneのバッテリー残量を0にしてください。自動的に電源が切れるところまで使い切ります。動画アプリやゲームアプリなど、消費電力の高いアプリなどを立ち上げて早めに電源が落ちるようにするといいかもしれません。

②残量0で電源が切れたら3時間以上放置

自動的にシャットダウンしたら、そのままの状態で3時間以上放置してください。電源が落ちてから、3時間以上放置するという点が重要です。3時間以上放置させることで、バッテリー内の残充電を完全に使い切り、完全放電させることができます。

③完全放電が確認出来たらフル充電

3時間以上放置して完全放電放電が確認できたら、いつも通りにiPhoneに充電器を接続して、100%までフル充電させます。バッテリーアイコンに100%と表示されてからも、数時間は充電を止めずにつづけることが重要です。この工程をしっかりと行うことでフル充電させることができます。

また、電源はパソコンやモバイルバッテリーではなく、壁付けのコンセントから取ることをおすすめします。パソコンやモバイルバッテリーの場合、電力供給の安定がしなくなってしまうのでフル充電まで時間がかかってしまうからです。

この①②③の手順を2回繰り返すころで、バッテリーリフレッシュが完了します。

iPhoneバッテリーリのフレッシュに関する注意点

前述のとおり、iPhoneのバッテリーリフレッシュは、完全放電とフル放電を2回繰り返すだけの単純作業です。ただし、テキトーにやってしまうとバッテリーに余計な負担がかかって、バッテリーの劣化を進行させてしまいます。

過剰にバッテリーリのフレッシュをしない

バッテリーリフレッシュの方法は、解説のとおりで、基本的には2回までをおすすめします。何度も繰り返すものではありません。

適度にバッテリーリフレッシュさせることは、バッテリー負荷を減らして長持ちさせることが期待できますが、iPhoneに採用されているリチウムバッテリーは、完全放電・満充電を過剰に行うとバッテリーの劣化につながるという側面もあるからです。

完全放電からの長時間放置をしない

完全放電してから、長時間放置をしないように注意しましょう。完全放電させるために自動的に電源が落ちたら、3時間以上放置すると解説しましたが、この状態のままにしておくとバッテリーが劣化してしまう可能性があります。最悪起動しなくなってしまうこともありえるので注意が必要です。

バッテリー持ちが良くなるものではない

バッテリーリフレッシュは、バッテリーの持ちが良くなるためのものではありません。ただ、間違っている充電残量の認識を正して、正常なバッテリー残量が表示されるようにするものです。以上の注意点を理解したうえで、バッテリーリフレッシュを試してみることをおすすめします。

当然、バッテリーは消耗品なので、劣化が進んでいくものです。バッテリーの持続時間を延ばしたい、劣化を遅らせたいという場合は、そもそも、あまりバッテリーに負荷を与えないようにするiPhoneの利用方法を覚える方が良いかもしれません。

効果がなかった場合はバッテリー交換

解説したバッテリーリフレッシュで問題が解決しない場合は、バッテリーが劣化している可能性が高いです。その場合は、iPhoneのバッテリー交換をおすすめします。

iPhoneのバッテリー交換をすることで、残量の表示だけではなく、持続時間も伸びます。

バッテリーを交換する場合は、「Apple Store、正規サービスプロバイダ、街のiPhone修理店」という選択肢があります。

Apple care⁺に加入しており、バッテリー最大容量が80%未満であれば、保証で交換できるので無料です。Apple care⁺に加入している方は、Apple Store、正規サービスプロバイダをお選びください。


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