GoogleのPixelシリーズは、最新の機能の1つとしてバッテリーシェア機能を提供しています。この機能を活用することで、Pixelデバイスから他のQi対応デバイスやアクセサリをワイヤレスで充電することが可能です。しかし、正しい使い方や注意点を把握することが重要です。
バッテリーシェア(ワイヤレス逆充電)とは
バッテリーシェア機能は、一部のスマートフォンで利用可能な機能であり、自身のバッテリーの一部を他のデバイスと共有することができます。
例えば、Google PixelやSamsung Galaxy、Sharp AQUOSなどの一部の端末では、バッテリーシェア機能を使用して他のスマートフォンやワイヤレス充電対応のアクセサリを充電することができます。
バッテリーシェア機能を使用する際には、一定の条件下で自動的にオフになる仕組みが備わっており、例えば充電が完了した場合や高温になった場合などに自動的に停止されます
Pixelのバッテリーシェア機能
Pixel 5、Pixel 6、Pixel 6 Pro、Pixel 7、およびPixel 7 Proでは、バッテリーシェア機能が利用可能です。この機能を使うと、Qi対応のスマートフォンやGoogle Pixel BudsなどのアクセサリをPixelデバイスでワイヤレス充電できます。
バッテリーシェア機能の使用方法
- スマートフォンの設定アプリを開く。
- [バッテリー]をタップする。
- [バッテリーシェア]を選択する。
バッテリーシェアをオンにすると、スマートフォンに電池を共有中であることと現在の電池残量が表示されます。
注意事項
バッテリーシェアで他のデバイスを充電するには、Qi規格対応のワイヤレス充電を利用できるデバイスをPixelデバイスの背面に正しく置く必要があります。
スマートフォンをワイヤレス充電する前に、背面にある金属製またはマグネット式のアクセサリ(例: Apple MagSafe、PopSockets、リングホルダーなど)を取り外してください。
バッテリーシェア機能が自動でオフになる
バッテリーシェアは、充電が完了した場合や高温に達した場合など、さまざまな状況で自動的にオフになります。
バッテリーシェア機能が自動的にオフになる理由は以下の通りです
- バッテリーシェアを開始してから30秒経過しても別のデバイスが充電されていない場合。
- 受信側のデバイスが完全に充電されていることを検知した場合。
- 高温に達した場合。
- 不適切な配置やケースの厚みなどの問題により、電力供給が機能しないことを検知した場合。
これらの状況が発生すると、バッテリーシェア機能は自動的にオフになります。
まとめ
Pixelシリーズのバッテリーシェア機能は、スマートフォンの設定から簡単に利用できます。ただし、充電対象を正しく配置することや、金属製やマグネット式のアクセサリを取り外すことなど、特定の注意点が存在します。自動的なオフ機能も備えており、安全性を重視しています。