Galaxyのバッテリーの交換方法について解説します。スマホのバッテリーは劣化するので、機種変更をしないで使用するのであれば、必然的にバッテリー交換が必要になります。
ここでは、Galaxyのバッテリー交換に悩まれている方に向けて、交換タイミングや交換しないことでのデメリット、長持ちさせる方法など、Galaxyバッテリーの交換に関すること全般について解説しています。
スマホの寿命について
スマートフォンは、消耗品です。いつかは寿命を迎えてしまいます。
しかし、この寿命というのは、WEBの閲覧ができなくなったり、操作できなくなったりするものではありませんので安心してください。
デバイス本体というよりも使用されているリチウムイオンバッテリーのことを差しています。
Galaxy(ギャラクシー)バッテリーの寿命
Galaxy(ギャラクシー)にかぎらず、スマートフォンのバッテリー寿命は、「2〜3年」と言われています。新品で買ったときに比べて、パフォーマンスが低下してしまうので、さまざまな不具合が生じます。
バッテリーの劣化により起こるさまざまな症状
バッテリーが劣化してしまうと、Galaxyにさまざまな不具合や症状が現れてしまいます。具体的な症状については、下記をご確認ください。
フル充電できなくなる
充電に時間がかかる。100%まで充電ができなくなる場合があります。この症状は、バッテリーの劣化が影響しています。
充電の減りが早い
朝は、満充電にしたにも関わらず、一日持たないなんてことがあります。この症状についても、バッテリーの劣化が関係しています。
アプリがよく落ちる
ゲームや動画視聴のアプリなどが急に落ちるようなことがあります。この症状についても、バッテリーの劣化が関係しています。
再起動を繰り返す
電源が落ちたり付いたりを繰り返すことがあります。この症状についても、バッテリーの劣化が関係しています。
要するに、バッテリーの交換さえすれば、新品の状態に近いパフォーマンスに戻すことができます。
大手の携帯キャリアの契約期間が2年間の定期契約である時代も関係しているのではないでしょうか。
しかし、現在販売されているスマホは、数十万円と高価格なものばかりです。2年経過したからと言って、簡単に買い替えられるものでもありません。そのため、バッテリー交換の需要が増えています。
バッテリーの劣化原因
バッテリーは消耗品なので、普通に利用していても劣化してしまうものです。しかし、使用状況や環境によって劣化のスピードを早めてしまう事があります。詳しい原因は、下記をご確認ください。
Galaxyスマホの過充電
過充電は、充電が完了しているのに充電ケーブルから外さず、充電を続けている状態です。充電中は、熱が生じます。リチウムイオンバッテリーは熱の影響を受けてしまうので、100%まで満充電されているのに充電を続けてしまうことで、劣化の進行を早めてしまいます。
Galaxyスマホの過放電
過放電は、充電がまったくなく切れている状態を指します。過放電の場合は、バッテリー内部の電極が傷んでしまうと考えられています。
高温環境
高温環境での使用や放置がバッテリーの劣化を早めてしまいます。バッテリーにとって最適な温度は16℃〜22℃と言われています。35℃を超える環境ではバッテリーの容量に回復不能な損傷が与えられる危険性があります。スマホ熱中症とも言われる状態になると大変です。
充電しながらのGalaxyスマホの使用
充電しながらのスマホの使用は、劣化の原因です。充電と放電を繰り返している状態です。充電とアプリの起動などでGalaxyスマホの温度も上がってしまい、結果バッテリーにダメージを与えてしまいます。
劣化したバッテリーを使い続けるのは危険
劣化したままで、バッテリーを交換しないとさらなる故障や事故を招いてしまうことがあります。上記の内容とあてはまる部分がありますがどのような、故障や事故を招いてしまうのか説明します。
バッテリーの膨張
劣化したバッテリーを使い続ける上で、一番危険とされているのが、バッテリーの膨張です。バッテリーが膨らんでしまうことで、画面を押し上げてしまい液晶の故障やフレームの歪みにつながります。
バッテリー膨張の原因
充電したままGalaxyスマホ使用
自宅にいるときに、充電をしたままGalaxyを使用していませんか?劣化しているのに充電したまま、操作をしていると、バッテリー膨張を引き起こしてしまいます。
高温環境での使用
直射日光をはじめ、夏場の車内での使用や放置は危険です。また、冬場にストーブのそば、こたつの中での使用や放置も同様です。高温になりやすい環境での使用が原因でバッテリーが膨張してしまう危険性があります。
水場での使用
入浴しながらの使用もおすすめしません。最近は耐水機能がありますが、完全防水ではありません。隙間から水蒸気の影響を受けることや浴槽に落とすことも考えられます。
リチウムイオンバッテリーは、水がかかると化学反応を起こしてしまいます。すると発熱してしまい、高温化することで膨張してしまいます。
低品質な充電ケーブルの使用
低品質な充電ケーブルを使用することで、給電電圧が不安定になり、端末内部のチップが損傷したり、充電回路にダメージが蓄積されるためにバッテリにダメージを与えてしまいます。
バッテリー膨張による危険性
バッテリーの膨張はとても危険な状態です。最悪、爆発してしまいます。爆発するとどのような危険性があるのかというと、ケガや火事につながってしまいます。
膨張とは関係ありませんが、2019年に愛知県でiPhoneが充電中に発火してしまい、住宅が全焼した火事で夫婦2人が死亡した事件があります。
また、カザフスタンでは、睡眠中の少女(14歳)がバッテリーの爆発が原因で亡くなっています。充電したスマートフォンを手に握り、音楽を機器ながら眠ってしまったそうで、オーバーヒートして爆発してしまったことで、頭部に深刻な外傷を負ったそうです。
上記は一例で、日本や海外でバッテリーの爆発が原因での事故が起きているのが現実です。
そして、その爆発を引き起こしてしまう可能性が高いのはバッテリーの膨張です。バッテリーの膨張には命に係わるくらいの危険性があります。
このような危険性があることから、膨張が見られたらすぐにバッテリーの交換をすることをおすすめします。
Galaxyスマホのバッテリー交換のタイミング
バッテリー交換のタイミングは、「2~3年」が目安です。前述している、劣化の原因に当てはまった場合も同様です。数値として分かりやすい項目もあります。確認方法は、下記をご確認ください。
- 「設定」>「端末情報」>「バッテリー情報」>「バッテリー性能」
最後の「バッテリー性能」の下にかかれている文字を参考にしてください。
- 「内蔵電池の充電能力は良好です(80%以上)」であれば問題ありません。
- 「内蔵電池の充電能力は良好です(50~80%未満)」であればタイミングです。
Galaxyスマホのバッテリー交換
Galaxyスマホのバッテリー交換をするなら、メーカー店頭修理か郵送修理、街の修理店へ依頼する方法があります。ここでは、正規サービスの店舗をご紹介します。
Galaxy Harajuku 店頭修理(Galaxy Harajuku 地下 1 階)
店舗名:Galaxy Harajuku 店頭修理
住所:東京都渋谷区神宮前 1 丁目 8 番 9 号原宿宝エステートビル B1F
定休日:なし
営業時間:11:00〜19:00
URL:https://www.galaxymobile.jp/support/mobile-devices/galaxy-harajuku-restore/
Galaxy修理コーナー(ドコモショップ丸の内店)
店舗名:ドコモショップ丸の内店
住所:東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル1階
定休日:毎週火曜
営業時間:10〜19時
※ 預かり修理当日最終受付時間は17時45分まで。受取可能時間は18時45分まで
URL:https://shop.smt.docomo.ne.jp/shop_detail/0300306555700/
ギャラクシーのバッテリーの劣化を抑えて寿命を延ばすには?
バッテリーを長持ちさせる使用の仕方について解説します。機種変更をするにしても、バッテリー交換をするにしても、料金がかかります。
なるべくであれば、長持ちさせて買い替えやバッテリー交換のタイミングを遅らせたくないでしょうか?
こちらで、バッテリーの劣化を抑えて寿命を延ばして使用する方法について解説しています。
過充電を避ける
充電が終わっているのであれば、充電をやめましょう。現在のスマホには、過充電を防ぐ機能が備わっているので安心ではありますが、ない場合は、充電が完了するとそれ以上充電をしないモバイルバッテリーを使用するなど工夫をしましょう。充電タイミング
こまめに充電を繰り返すよりは、20〜30%くらいになってから充電するのが良いでしょう。0パーセントより前でするのがおすすめです。
高温環境は避ける
高温になりやすい場所での使用や放置は避けましょう。真夏の外出時や冬場のストーブコタツなどでの使用は避けましょう。
容量に余裕を持たせる
スマホの処理が重くなると発熱しやすくなるので、保存容量には気を付けましょう。常駐アプリの削除やキャッシュの定期的な削除も対策になります。
アプリ起動を制限
不必要なタイミングでのアプリは切りましょう。Wi-FiやBluetooth、GPSなどの常時通信を行っているような機能はバッテリーに負荷を与えてしまいます。
まとめ
galaxyバッテリーの交換に関することについて解説しました。いつかは必要になる場合があります。最適な方法で交換をしてください。交換のタイミングを間違えると、ケガや事故につながり、より一層お金がかかってしまうことがあるので注意が必要です。